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CHa-Ki 的思考回路
20040508:愛のナレーション
珍しく座れたので電車で本を読んでいると、近くで「くまのプーさん」の主題歌が…もちろん単音電子音。
なかなかやまないので音の方向を見ると、乳母車に乗った赤ちゃんのオモチャでした。タコの携帯かと思いきや、もみじのようなカワイイ手に握られたオモチャ・・・。
音楽というのは音を楽しむと書きます、しかし、このご時世、安物電子音を1日中聞かされる赤ちゃんにとっては「音が苦(おんがく)」になっているんじゃないの?
子供の頃、うるさくて眠れないと訴えると、母曰く「男子たるもの、うるさかろうが、寒かろうが、明るかろうがどこでもいつでも寝られるようにしなさい!」。以来、そのことは守っているつもりです(だから今まで生きてこられた?)が、最近の音の微妙に外れた流行「音が苦」(音楽とは言えない)には耐え難いものがあります。私の時代で言うと中○○菜という音痴な人気歌手がいました。今では、一二を争う人気歌手でも音痴な歌手(魚の名前のような・・・)がいますね。音痴を音痴として認識できないのは「電子音」が原因かしらん?
周波数でドレミとやると高音になるに従い(普通の)人間の耳には低く聞こえるようになります。だからピアノは高音側ではやや高めに調律します。「音が苦」を聞いて育つと音感が身に付かないの?。
先日、アクアライン高速バスに乗った時、たまたま後ろの席に中学1年くらいの男の子(ダウン症)がいました。初めは意味不明のことを話してそのうち、歌いだしました。曲にならない曲を耳元で聞かされているようなものですから、いくらか気になりだした頃、隣の母親が「○○ちゃん、ほら〜、海だよ…」その子も一瞬黙って海を見ていました。その優しい声には何とも言えない心持ちになりました。「周りの人に迷惑だから静かにしなさい!」じゃないんです、愛が満ち溢れていました。自然を受け止める心でしょうか、マジで感動しました。「うるさいな〜」と思い始めていた自分が情けなくなりました。
「デジタルビデオ」5月号でナレーションのウンチクを書きましたが、私は本当に「恥ずかしい」。言葉は技術では無いとつくづく思い知らされました。やはり、「言葉は心」、「心が言葉」なんですね。思い知らされました、改心して勉強しなおします。
デジタルビデオ 5月号 ちなみに66ページです。

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