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CHa-Ki 的思考回路
20060316:四十八茶百鼠
突然ですが・・・犬、カメ、カエル、トンボ、このうち、色を見分けることができないいきものは?
まっ、医学的・科学的な解説はどっかのサイトでご覧ください。
私は長年、映像の世界で生きてきながら、ある一つの大きな疑問を持っています。
色の三原色だのカラーバーだの、やれケルビンだの何だのって言ってますが、「じゃあ、あなたの見ている青空の青と私の見ている青と同じ青なの?」
私の見ている空の青が、他の人には私が見ている郵便ポストの赤に見えてることは無いの?
小さい頃から青を赤、赤を青と刷り込まれれば、私の見ている夕焼の赤が青く見えても、私の見ている青空が赤く、全く逆に見えていても、その人にとっては赤い青空が青く見えているわけで、刷り込みによって赤い空を青いと認識しているだけだったら・・・。
こんなこと科学的に証明できるのだろうか?
人の感覚を数値なり何なりに置き換えて「ハイ、これが証拠。あんたのようなおバカな考え方は無いの!」って理論的に言えるの?
色を識別する能力・・・即ち赤と青と黄色との区別はつくけれど、果たしてその青はみんな同じ青に見えてるのだろうか?赤を青と信じて育った人は赤い青空を見て「抜けるような青空だね」なんて言っちゃったりするのだろうか?
確かに3CCDでは「人間が一番シビアに感じるG(緑)をダイクロイックのセンターに配置し、CCDのセンサーの数ではR(赤)とB(青)の倍の数を配置している」。
まっ、そこまで言うなら信じたい気もしますが、どうやって計ったの?懐疑の念はますます深まる・・・。
城ヶ島に利休鼠の雨が降る。
さて、四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねずみ:最後の「み」を省く場合もある)というのは、茶色と鼠色にはたくさんの色があるというたとえ。別に茶色が48色でねずみ色が100色ということではなく、語呂的に「たくさん」を言い表したもの。
もちろん、日本独特の思考。
ここで私は大きな?発見をするんですが、茶色って「土」や「木の幹」に代表されるような茶色、今風に言えば茶髪の茶色をイメージすると思うんですが、元を正せばお茶の色、高級な抹茶(深い緑)から黄色系の煎茶や茶色くなっちゃう番茶まで様々な色があり、それを茶色というから話がややこしくなる。緑も黄緑も黄色も黄土色もみんな「茶色」のくくり?。
どれが正解の茶色?
利休鼠の雨というのは利休鼠色の雨の意ですが、平たく言うと灰色。
日本では50種類くらいの灰色(ねずみ色)の種類(言い方)があるそうです。
白から黒に変わる間に50種類もの色の名前があるなんて、日本人の感性には底知れぬものがありますね。
利休の愛したねずみ色は正確には無彩色ではないようですが、これから春の雨の季節。
はたして私の見ている鉛色と同じに見えるかどうかは別として、チョット利休風に雨の色も楽しんでみてはいかが?
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