PAGE TOP

能動ドットコム > CHa-Ki的思考回路 > 思考回路
CHa-Ki 的思考回路
2014_0910:川内が新基準に適合?先行する6原発の審査は?
9月10日、あれから3年半が経ちました。
申請の不備などで必要な認可手続きの準備が遅れていた九州電力・川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)が新規制基準に「適合していると認められる」との審査書を了承し、新基準初の合格となりました。
これから、立地自治体などが容認しなければならず、まだまだ前途多難と言わざるをえないところでしょう。
さて、川内原発は、火山噴火リスクを無視しています。
リスクは、「阿蘇カルデラ」「姶良(あいら)カルデラ」などで、十数万年前以内に巨大噴火を起こし、火砕流が発生しています。
特に姶良カルデラは約3万年前の超巨大噴火で、火砕流の痕跡である堆積物は川内原発から3kmで5m以上の厚さで確認されています。
これと同様の、数百度の高温ガスが時速100キロで流れ出すような火砕流が原発を襲った場合、防御は不可能です。
審査で火山対策を担当した島崎邦彦委員長代理も敷地に及んだ可能性が高いとの見方を示しています。
しかし、規制委側は、
   1)川内原発の運用期間中に破局的噴火が発生するリスクは十分に小さい
   2)監視体制の強化によって前兆を捉えることができる
から大丈夫!としています。
リスクが小さいから大丈夫っていうのは、1000年に1度だから大丈夫と同義、事故1回で十分に日本を壊滅させることができます。
前兆をとらえられるといっても、たとえ、あと1週間で噴火するとわかってから、何ができるのだろう?
実は、再稼動申請している13原発20基のうち、先行している6原発10基の審査状況を見ると、面白いことが見えてきます。
九電・川内 1号機
2号機
審査書了承。早ければ年内稼動
関電・高浜 3号機
4号機
想定する津波の計算ミスが発覚。
建設中の防潮堤(海抜6m)を2mかさ上げすることに
九電・玄海 3号機
4号機
地震・津波の想定はほぼ了承。
ただ、九電が川内に力を使い、手が廻らない・・・
四国・伊方 3号機 地震想定が未完了
緊急時対策所(免震重要棟)の耐震性不足で急きょ新設することに
関電・大飯 3号機
4号機
地震想定の根本的な見直しを求められる
北海道・泊 3号機 格納容器を冷却する配管が不足し追加工事を行う
信じられないほどのずぼらさ・・・
今まで何やってたの?と聞きたくなります。
今さら何を言ってるの?と聞きたくなります。
免震重要棟を建てる計画を立てたから再稼動させて!
ベントする装置を作る予定だから再稼動させて!
と平気で言っていて、規制庁側も「それでイイよ!」って許可しちゃうような頃に比べればいくらか良いのかもしれませんが、単純計算ミスやら配管の不足など、考えられない部分での人的イージーミス・・・長年それで通してきたから、なかなかそこから抜けられないのでしょうね。
フツウに考えれば、3年半も経てば、問題になっていた部分は既に新設・追加・対策が行われていて当然でしょう。
しかし、それは、全く実行されていないわけで、電力会社全員協力してフクシマを何とかしろよ!なんてことは、ほとんど「寝言」に近い言葉なのでしょう・・・
うかうかしてると、東京オリンピックをボイコットされちゃうかもしれない・・・
     to HOME