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CHa-Ki 的思考回路
2015_0616:見る価値すら無い映画「ザ・コーヴ」
5月の今週の一言で「ザ・コーヴ」に関してちゃんと書かなければ、と書いてしまったので、ヤバイな〜と思いながらも、とりあえず、私の中での結論を考えてみます。
北方四島について少々。
日本がポツダム宣言を受諾して玉音放送をした8月15日は日本人なら誰でも知ってる終戦記念日です。以降、終戦を知った日本軍は停戦に同意し、武装解除しました。終戦後の8月25日にソ連軍が南樺太に侵攻して占領、9月1日までに択捉・国後・色丹島を占領、9月5日まで歯舞群島を占領しました。9月2日にソ連を含む連合国と日本が降伏文書に署名しています。従って、少なくとも歯舞は国際的な終戦後にソ連によって略奪されたことになります。その後、北海道も略奪しようとしましたが、それは未遂に終わりました。
シベリア抑留について少々。
終戦1週間前に日本に宣戦布告したソ連は、大戦後、満州等の日本人の捕虜65万人(50〜100万人超まで諸説あり)をシベリア等で最長11年間にわたり強制労働させました。もちろん、国際法違反です。その捕虜の1割におよぶ約6万人が死亡(殺されたというほうが正確かもしれない)しています。
日本は、上記2件について、北方四島は「返してくれるとうれしいな・・・」、シベリアについては、「さわらぬ神にたたりなし」を決め込んでいるようにも見えます。尖閣諸島や竹島問題も同様ではないでしょうか。
実は、これが映画「ザ・コーヴ」の原点ではないかと考えています。
国立研究開発法人「水産総合研究センター」によれば、2009年〜2014年までの鯨類の生体輸出は354頭で全て太地町で捕獲されたもの。
輸出先は、中国(216頭)、ウクライナ(36頭)、韓国(35頭)、ロシア(15頭)など12カ国で、アメリカにも1頭輸出(2012年)されています。
白人の横暴は許しても黄色人種は絶対に許さない、ということではないと思いますが、少なくとも、理由のひとつは、
■主義主張を前面に押し出さない国、ニッポンが相手ならたいていのことは許してもらえるから大丈夫。
某国のように、国内情勢が悪くなると日本を叩いて「愛国心」に訴えて自分の人気を取り戻す政治家がいます。「ナショナリズムは悪党政治家の最後の避難場所」ってとこでしょうか。日本では成り立ちにくい政治手法ですね、もちろん、日本人に愛国心が無いということではなく、そこに訴えても国民の多くは反応しにくい、そんな国民性だと思います。
話を元に戻しましょう。
日本は世界のいじめられっ子というわけではないでしょうが、不らちな連中のターゲットになり易い国ということだけはマチガイないでしょう。太地町も調査捕鯨も全く同じだと思います。
さて、根幹に入ります。
「イルカや鯨は魚ではない、頭の良い動物だ」という理由で太地町たたきをしていますが、じゃあ、犬はどうなの?
ということです。
ここで結論としても良いのですが、もう少し突っ込んでみたいと思います。
犬食文化は中国、韓国、東南アジアや北米、そしてスイスでは現在でも習慣がのこっているようです。
日本でもよく見られるチャウチャウは、「違います」という意味ではなく、英語名Chinese Edible Dog(食用犬)なのです。
日本では、飼い犬に敬語を使うような奴も増えてきてイラつきますが、それはさておき。
話はとても簡単で、生活・文化の違いというだけです。そして、それを許容できないヤツがいるというだけです。
結局、自分だけが正しくて、自分たちの生活習慣や考え方に合わない相手は叩き潰すという利己主義のかたまり的な白人主義映画が題記です。
話題になりたくて奇をてらっただけの、論ずる価値も無いアカデミー賞受賞映画ということですね。
他国や他宗教を許容できないから「戦争」がいつまでも無くならないのです。
換言すれば「ザ・コーブ」は戦争賛美映画ということで、論ずるどころか「見る価値すら無い」と切り捨てることにします。
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