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CHa-Ki 的思考回路
2016_0115:名前をローマ字で書く
2016年1月12日の神奈川新聞の広告欄を切り抜きました。
ここは、著作権云々は言わないことにしていただきたいと思います。

さて、ある書籍とその講演会の広告です。
広告とは言っても、2,000円でお茶・軽食がつく上に1,500円の本がいただけるので、広告宣伝というべきか微妙です。

誰の責任かどうかは別として、この「他阿真円上人」の名前のローマ字表記について考えてみたいと思います。
大昔、英語の授業で自分の名前をローマ字で書け!というのがあり、私は幸いにも問題ない文字並びでしたが、真一という学友がいて、彼は、その時
Shinichi
と書きました。
先生は、「君の名前はシニチか?」と言いながら黒板にチョーク(マーカーじゃない!)で
Shin-ichi
と書きました。
※今は教育方針やらなにやらが変ってハイフンを入れるかどうかは知りませんが、正しく伝わることがコミュニケーションの原点。
上の新聞の表記ですが、「他阿真円上人」のアルファベット表記Taashinenを素直に読むと、
タアシネン
どっかのF1ドライバーのようですが・・・
ターシネン
かな?
では、
Jinenjyo
はなんだろう?自然薯(じねんじょ)の意味で書きましたが、
ジンエンジョ
という何か作業をする場所なのだろうか?
固有名詞なら何でもOK!というのも、いかがなものかと。
例えば、本の題名で「夕飯」というのがあるとします。この英語表記タイトルを、信じがたい話ですが、
「Yuhan」または「Yuuhan」
とすることがあります。どんだけ自己主張が強いのか・・・どういう教育を受けてきたのか、心配になります。
DinnerとかSupperやひねった別の言葉ではないのです。少なくとも英訳ではなく、文字列です。
欧米人に全く通用しない意味不明な言葉=Yuhan、もっと分かりやすく書けば、赤をRedではなく「Aka」と書いて読ませようとしているわけで、欧米人はこの文字列を見て何と思うのでしょう?
もちろん、「
Sayounara」(さようなら)「Sogo syosya」(総合商社)「The Asahi」(朝日新聞)のように日本語がそのまま英語になっているものもありますが、基本、英語は英語、日本語は日本語でしょう。
こういう人たちの逃げの手として、
「デザインなんだから文句言うなよ!」
というのがあります。Taashin-enが正しいかもしれないけどダサい!読めなくてもいいんだよ!ということかもしれません。
ここが落とし穴なんでしょうね。誰でも、特に自称、頭の良い人ほど落ちる穴です。
当たり前の原則ですが、マスコミだろうが新聞だろうが何だろうが、「正確に伝える」のが使命です。
正確よりデザインが優先することなんて、あってはならないことですが、自分に酔うほど頭の良い方は落とし穴ならず墓穴を掘ることにもなりかねません。
ほとんどの人が読めるように、ふりがな風にしてみました。
かっこいいかどうかではなく、読ませるべき文字は読む人がわかるよう正確にという原点です。ここから「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤が始まるデザインの基点です。
間違えやすいものは「デザイン」ではなく単なる「自分勝手」ということに気付くべきです。
ある意味、「た あ しん えん」と日本語でふりがなをつけるのが一番正しいのかもしれませんね。
まっ、新聞広告が間違ってるかどうか、記事を書いた本人がわかんない(正しいと勘違いしている)のが一番の問題・・・
「どうせ、他の文言は日本語なんだから、アルファベット表記に目くじら立てるな!」と言われるのがオチですね。
新聞記事もこの流れ(考え方)で書かれてしまうと、読者としては、少々やっかいです。
addendum
他にもKOBAN(小判、交番)をはじめ、ONO(小野、大野)だったり、YOKO(ヨッコ、洋子、ヨーコ)・・・さらには荒川はArakawa Riverだし・・・これからはキラキラネームだからアルファベットにしても読めないか・・・大変なことになるな・・・
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