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CHa-Ki 的思考回路
2016_0423:40年越え高浜原発1・2号機審査合格
熊本地震で亡くなられた方にご冥福をお祈り申し上げるとともに、被害にあわれた方々に謹んでお見舞いを申し上げます。
とにもかくにも1日も早い復旧・復興を祈っております。
さて、今回の震源から約100kmのところに、愛媛の伊方(いかた)原発、鹿児島の川内(せんだい)原発があります。
2機稼働中の川内はいわずもがな、停止中の伊方近辺で万が一大きな地震が起これば、どうなるか・・・
フクシマでは原発を緊急停止したのに、今の状況です。すなわち、緊急停止は全く意味がないと考えなければならないでしょう。津波は来ないかもしれません。しかし、阿蘇の噴火などリスクはあります。桜島や霧島(新燃岳)だってあります。
  ※NHKのように、リスクの「ク」にアクセントを置くリスクだから危機感無くなるんだ。 アクセントは「り」です。
津波の次は火山の噴火かも知れないのだ!
火山の火砕流だけでなく、土石流が多くの命を奪い、家々を巻き込む災害は毎年のようにあります。
川内原発の裏山は164m、伊方原発の裏山は高さ260mあります。頂上までほんの500m程度です。
チープな言葉になってしまった「これまで経験したことがない」のは津波だけではないことを肝に銘じなければならない・・・
フクシマでは定期検査中で圧力容器に燃料棒が入っていない4号機でさえ水素爆発を起こしました。
4号機の爆発がもっと激しく、核燃料プールにひびが入ったりして干上がれば、1535体(約300t)の核燃料が露出して放射能だらけで誰も近づけなくなり、チェルノブイリのように石棺で覆うこともできなくなり、少なくとも東日本には人間が住めなくなってしまっていたはずです。
「どこどこに大きな地震がくる!」というデマがあちこちのSNSなどで言われていて、「地震がくるかどうかはわからないのだから、デマに惑わされないように!」とは政府やNHKの見解です。
NHK会長の籾井勝人が「原発については、住民の不安をいたずらにかき立てないよう、公式発表をベースに伝えることを続けてほしい」と指示しています。
来るかもしれないという考えにならない、まさに在京キー局の中で一番アヤシイ「ガセネタNHK」らしいですね。
ところで、川内原発1・2号機はともに89万kwでそれぞれの核燃料は約72t、計144t、すなわち、144,000kgです。
1999年、3人の作業員のうち、2人の方が亡くなり、1人が重傷、関係者や搬送する救急隊まで被爆し、700人の住民が避難した東海村で起きたJCOの事故で核分裂したのは1mgです。
広島に落とされた原爆は800gです。
数字が苦手なので・・・川内の核燃料の量は、多分、下記の結果だと思います。
広島の原爆の18万倍
JCOの1億4400万倍
目方で比較するな!というご意見もあると思いますが、黙殺します。今のフクシマを見ていたら、重量以上のものがあると思います。
『フクシマのことは、単なる「過去の出来事」である』というのが、政府および原子力規制委員会の見解なのか?はたして何らの「教訓」にもなっていないのか・・・
規制委員会の委員長田中俊一はいつ来るかわからない地震という「不確定要素で原発を停める必要がない」と判断していると言うが、万が一の時には「私の判断が甘かった」で済ませるつもりか?
今は、できるだけ早く川内の原発を停止し、他の原発も、震度7で、建屋が壊れても全く問題無いように対策する。核燃料プールは建屋内ではなく、震度7に耐えうる場所に移すなど、一刻も早くやらなければならないことがたくさんあります。
何度も書きますが、1日停めると1億円以上の損失が出るのはわかっていますが、フクシマの終息に何兆円かかるか・・・そんなことより、人の命をもう少し考えてもらえればと・・・
もう一度、日本で原発事故が起これば日本は「終了」です。
で、さらに!
41歳と42歳の高浜原発1・2号機が「40年を超えて再稼働させない」原則を破って合格証をもらってしまいました。
2012年に原発運転期間を「原則」40年とする法律が成立しました。そして、20年を限度に1回限り運転延長ができるように規定しました。すなわち、60年までOKということです。
悪い引き合いに欧米の規制です。フランスは規制当局の承認を得れば何年でもOK。アメリカは日本とほぼ同じですが、40年を超えるのは日本は1回のみ、アメリカは何度でもOKなので80年運転が視野に入っています。
要するに、世界中狂ってるってことですか・・・
もう、止めようも何もないってことね・・・
原発の年齢
  原発名 号機 運転開始 年齢 型炉
1 敦賀発電所 1 1970 46 沸騰水型原子炉
2 美浜発電所 1 1970 46 加圧水型原子炉
3 福島第一原子力発電所 1 1971 45 沸騰水型原子炉
4 美浜発電所 2 1972 44 加圧水型原子炉
5 福島第一原子力発電所 2 1974 42 沸騰水型原子炉
6 高浜発電所 1 1974 42 加圧水型原子炉
7 島根原子力発電所 1 1974 42 沸騰水型原子炉
8 高浜発電所 2 1975 41 加圧水型原子炉
9 玄海原子力発電所 1 1975 41 加圧水型原子炉
10 福島第一原子力発電所 3 1976 40 沸騰水型原子炉
11 美浜発電所 3 1976 40 加圧水型原子炉
12 伊方発電所 1 1977 39 加圧水型原子炉
13 福島第一原子力発電所 4 1978 38 沸騰水型原子炉
14 福島第一原子力発電所 5 1978 38 沸騰水型原子炉
15 東海第二発電所 1 1978 38 沸騰水型原子炉
16 福島第一原子力発電所 6 1979 37 沸騰水型原子炉
17 大飯発電所 1 1979 37 加圧水型原子炉
18 大飯発電所 2 1979 37 加圧水型原子炉
19 玄海原子力発電所 2 1981 35 加圧水型原子炉
20 福島第二原子力発電所 1 1982 34 沸騰水型原子炉
21 伊方発電所 2 1982 34 加圧水型原子炉
22 女川原子力発電所 1 1984 32 沸騰水型原子炉
23 福島第二原子力発電所 2 1984 32 沸騰水型原子炉
24 川内原子力発電所 1 1984 32 加圧水型原子炉
25 福島第二原子力発電所 3 1985 31 沸騰水型原子炉
26 柏崎刈羽原子力発電所 1 1985 31 沸騰水型原子炉
27 高浜発電所 3 1985 31 加圧水型原子炉
28 高浜発電所 4 1985 31 加圧水型原子炉
29 川内原子力発電所 2 1985 31 加圧水型原子炉
30 福島第二原子力発電所 4 1987 29 沸騰水型原子炉
31 浜岡原子力発電所 1 1987 29 沸騰水型原子炉
32 敦賀発電所 2 1987 29 加圧水型原子炉
33 泊発電所 1 1989 27 加圧水型原子炉
34 島根原子力発電所 2 1989 27 沸騰水型原子炉
35 柏崎刈羽原子力発電所 2 1990 26 沸騰水型原子炉
36 柏崎刈羽原子力発電所 5 1990 26 沸騰水型原子炉
37 泊発電所 2 1991 25 加圧水型原子炉
38 大飯発電所 3 1991 25 加圧水型原子炉
39 もんじゅ 1 1991 25 高速増殖炉
40 柏崎刈羽原子力発電所 3 1993 23 沸騰水型原子炉
41 浜岡原子力発電所 2 1993 23 沸騰水型原子炉
42 志賀原子力発電所 1 1993 23 沸騰水型原子炉
43 大飯発電所 4 1993 23 加圧水型原子炉
44 柏崎刈羽原子力発電所 4 1994 22 沸騰水型原子炉
45 伊方発電所 3 1994 22 加圧水型原子炉
46 玄海原子力発電所 3 1994 22 加圧水型原子炉
47 女川原子力発電所 2 1995 21 沸騰水型原子炉
48 柏崎刈羽原子力発電所 6 1996 20 沸騰水型原子炉
49 柏崎刈羽原子力発電所 7 1997 19 沸騰水型原子炉
50 玄海原子力発電所 4 1997 19 加圧水型原子炉
51 女川原子力発電所 3 2002 14 沸騰水型原子炉
52 東通原子力発電所 1 2005 11 沸騰水型原子炉
53 浜岡原子力発電所 3 2005 11 沸騰水型原子炉
54 志賀原子力発電所 2 2006 10 沸騰水型原子炉
55 泊発電所 3 2009 7 加圧水型原子炉
56 島根原子力発電所 3 2011 5 沸騰水型原子炉
    注) 年数は2016年度内での年数。したがって、12月31日以前には達していない場合もある。
参考資料 廃止・解体中
名称 電力会社 所在地 炉型 出力
(kW)
備考
東海発電所 日本原子力発電 茨城県
那珂郡東海村
黒鉛減速ガス冷却炉 17万 1998年運転終了
2025年度廃炉解体終了
ふげん 日本原子力
研究開発機構
福井県敦賀市 新型転換炉 17万 2003年運転終了
2033年度廃炉解体終了
浜岡
(1、2号機)
中部電力 静岡県御前崎市 沸騰水型軽水炉 138万 2009年運転終了
2036年度廃炉解体終了
福島第一
(1〜4号機)
東京電力 福島県
双葉郡大熊町
沸騰水型軽水炉 --   --NoDATA
美浜
(1、2号機)
関西電力 福井県
三方郡美浜町
加圧水型軽水炉 84万 2015年4月27日に廃炉へ
敦賀
(1号機)
日本原子力発電 福井県敦賀市 沸騰水型軽水炉 36万 2015年4月27日に廃炉へ
玄海
(1号機)
九州電力 佐賀県
東松浦郡玄海町
加圧水型軽水炉 56万 2015年4月27日に廃炉へ
島根
(1号機)
中国電力 島根県松江市 沸騰水型軽水炉 46万 2015年4月30日に廃炉へ
伊方
(1号機)
四国電力 愛媛県
西宇和郡伊方町
加圧水型軽水炉 202万 2016年5月10日廃炉
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