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CHa-Ki 的思考回路
2016_0505:放射性セシウムが還流・・・
また、書きたくない話です。
放射性ヨウ素の半減期は約8日なので、10倍した80日でほぼ無視できます。
放射性セシウム137の半減期は約30年、セシウム134は約2年。
セシウムが無視できるようになるのに137は300年、134は20年かかります。
上記三核種は軽いため飛び散りやすく、水に溶けやすい水溶性です。
従って、福島第一原発から放出されたセシウムの一部は沿岸流で付近に滞留し、また、一部は外洋に流れ出て海流に乗って拡散、という道をたどります。
今週月曜日の2日、福島大環境放射能研究所の青山道夫教授がウイーンで行われた国際学会で発表したのは・・・
「東京電力福島第一原発の事故で放出されたセシウムが北太平洋の西部を循環して日本近海に戻ってきた」
という調査結果です。
セシウム137は、最高で2ベクレル/m3です。もちろん、この値は人体に全く影響がありません。
鹿児島県薩摩半島沖:2ベクレル
四国沖:1.90ベクレル
富山県沖:1.85ベクレル
新潟県沖:1.83ベクレル
秋田県沖:1.63ベクレル
南西諸島:1.39〜1.67ベクレル
福島事故以前の核実験等による1ベクレルを除いた、0.39〜1ベクレルが放出分と考えられるということです。
セシウム134は、核実験やチェルノブイリ(1986年4月、30年前)の放出分が検出されないはずなのに、四国沖で0.38、鹿児島沖で0.37ベクレルなどが検出されました。
因果応報ではないけど、日本にこれだけ戻ってきているということは、東南アジアやアメリカ、その他太平洋諸国にも影響を与えていることは確実です。日本国内だけで済んでいる話ではないので、「そこんとこはしっかり覚えておかなけければ」とあらためて自分に言い聞かせます。
さて、計りやすいガンマ線のセシウムですが、簡単に計れないベータ線のストロンチウム90やアルファ線のプルトニウムも計って欲しいと思うのは私だけでしょうか?
ガンマ線のあるところ必ずベータ線・アルファ線があるというのが放射能測定の基本だそうです。
だから計らないで良いということにはならないと思います。
少なくとも、私を含めて一般ピーポーも時々「放射能」を思い出すようにしなければならないことだけは確かなようです。
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