PageTOP

能動ドットコム > CHa-Ki的思考回路 > 思考回路
CHa-Ki 的思考回路
2016_1116:小学校に放置された放射性物質 その2 
今年6月の思考回路で3tの放射性物質が横浜市内の小中学校に放置されている問題のその後です。
あまりにずさんな、あまりに無責任な信じられないような話ですが、ツッコミはほどほどにして、いったん、問題点を整理しておき、これからも継続的に情報収集していきたいと思います。
※この項では、マイクロスポット対応で除去された放射能汚染土壌等を「放射性物質」「汚染土壌」とも記載します。
問題点を整理しておきます。
その1 9月、横浜市教育委員会(市教委)が「小学校で保管している放射能汚染土壌なんて知らない」
そもそも、市教委の指示に従って小中学校が保管していたのに、今頃になって「知らなかった」は無いだろう。それ以前の問題として、市教委のお役人はこれほど問題になっていることに耳を傾けないのか?新聞読まない?テレビ見ないのか?
タコな言い訳
市教委の健康教育課では「知らなかった」理由を自己弁護。
時間的な空間、すなわち、3.11から横浜市の方針に基づいて計測が始まるまでの間に各校が自主的に計測して保管していた放射能汚染土壌は、市の指示によるマイクロスポット対応の汚染土壌とは違う物なので市教委の管轄外であり、把握もせず、線量も測らず、公表もしなかった。
狂育委員会の健康狂育課か?・・・ほったらかしにしておいて、こんな言い訳が通ると思っていることに無性に腹が立つ。
その2 埋め戻し方法
基準値内はそのまま、基準を超える土壌はプラスチック容器などに入れて30cm以上の土を盛って埋める。
信じられない・・・。全く放射能のことを知らないお役人が管理しているということか・・・。
そんな簡単に放射能を封じ込められればフクシマだって苦労しない!マイクロスポットの元になっているガンマ線は、プラスチックはおろかアルミ板も貫通して、鉛や厚い鉄板でやっと遮ることができるのだ!
それ以前の問題として、どこに埋めたかの記録もない中、将来「桜の木を植えようと思ったら、変なプラスチック容器が出てきたよ」となることは「想定外」なのね。
その3 現時点で6校の放射能汚染土壌が行方不明!
2013年12月、横浜市放射線対策本部が各校に対して「市の基準線量を超えようがなんだろうが放射能汚染土壌は各校の校舎裏などの敷地内に埋め戻す」指示を出す。2014年7月時点で12校が放射能汚染土壌を保管していたが、このうち6校はその夏休み中に汚染土壌をどこかに埋め戻している。そして、この2年の間に記録も無くなり、現時点で汚染土壌がどこに埋められたのかも不明
書きながら、だんだん、胃が痛くなってくるし鬱になってきそう・・・
その4 我々にできることがあるか
日本の将来を担う子供たちが放射線由来の病気になることだけは避けたい、これは一部のお役人を除く日本人全てが思っていることです。
これからもいろいろと考えていきたいと思います。安易ですが、とりあえず、警鐘を鳴らしておきます。
念のため、埋め戻しの経緯も記録しておきます。
2011年 9月 保育園、学校でマイクロスポット対応開始
12年 1月 放射性物質汚染対処特措法施行
13年 12月 横浜市放射線対策本部会議が方針変更し、放射性物質を含んだ土壌は、市の基準未満か基準以上かにかかわらず、「埋め戻す」(非公表で秘密裏に進める)
14年 3月 「埋め戻せ」方針に基づく作業要領作成、埋設処理の状況を市教委に報告するよう要請。
7月 市教委「除去土壌の処理にかかる事前調査」を各校に送付
マイクロスポット対応の
   基準未満:10校
   自主保管:12校(市場小学校では基準値の2倍近い放射線量)
7〜8月 基準未満の4校が校舎裏などに放射能汚染土壌を埋設
10月 市長の林文子(2009年9月就任)が非公表で放射能汚染土壌を埋設したことについて謝罪
12月 放射線対策本部会議「埋め戻せ」方針について「埋め戻さなくてもいい」と運用方法を追加
16年 9月 市教委が記者会見し、放射能汚染土壌を保管する12校、うち基準超えの1校を把握せず。
11月 現時点で基準超えの土壌は「マイクロスポット対応」の土とともに鶴見区北部汚泥資源化センターへ移管予定、それ以外の汚染土壌の行先は未定。
     to HOME