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CHa-Ki 的思考回路
2017_0328:4K収録とハイスピードHD収録のためのSDカード
昨年、SDカードのRead/WriteとAVC-Intraでの収録に関することを書きましたが、今回は、さらに複雑なPanasonic Lumix DMC-GH4の収録について考えます。
   4K 100Mbps
   HD All-Intra 200Mbps
   HD MOV 96fps HighSpeed
というのが今回のテーマです。

大量の収録をしていかないと最終的・確定的な結論は出ないと思いますが、あんまり伸ばしても仕方ないというか、DMC-GH5が間もなく発売(3月23日発売が延期)になるので、焦って、いったん、途中経過を残します。
話の前にDMC-GH4の概要を書いておきます。
初のデジタル一眼4K収録として脚光を浴びたのですが、実は、本来の性能の真骨頂は「96fpsハイスピード収録」にあります。
これは、通常約30フレームで収録するところ、96フレームで収録します。
テレビ放送、DVD/BD再生は約30フレーム(なぜ「約」かの理由)と決まっているので、30/96倍速での再生、すなわち3.2分の1のスローが得られます。
もちろん、30フレームで収録していても、ソフトを使った「疑似スロー再生」は可能です。
もひとつ書いておきます。(コピペです)

SDメモリカードには「SD Speed Class」と「UHS Speed Class」がある。
「SD Speed Class」
最低保証速度2MB/秒の「SD Speed Class 2」から最低保証速度10MB/秒の「SD Speed Class 10」まで4段階のクラス

「UHS Speed Class」
最低限の書き込み速度を保証するUHS Speed Classには、最低保証速度10MB/秒の「UHS Speed Class 1」と最低保証速度30MB/秒の「UHS Speed Class 3」

※「インターフェイス」として、UHS-I と UHS-II の2種類があり、理論値ではUHS-I で最大 104MB/秒、UHS-II で最大 312MB/秒のデータ転送が規格化されていますが、ここでは割愛します。
ちなみに、Panasonicから提案のあったマイクロP2というのがUHS-IIです。

ここで2点確認しておきます
1.「UHS Speed Class」のは全く別のもの(Panasonic)ということと、速度が違うだけ(一般的)という2つの解説がある。
2.SDカードに記載、メーカーがとりあえず最高速度として公表しているものは「読み込み速度」であり、書き込み速度ではないということ。
PanasonicのENGカメラでUHS Speed Class 3に対応していない話は以前書いた通りです。
一般的になりつつあるUHS-IIはカードの裏面の接点が違うので「別物」と判断できますが、このの問題は後々までたたりそうです・・・。
書き込み速度の問題も、上記計測ソフトで測ることが多いようですが、これだって、未使用かどうか?中身が空っぽかどうか?など様々な問題があり、また、計測値そのものもアヤシイところがあるのも以前書いた通りです。
やっと本題に近くなってきました。
おさらいをしておきます。
最初に書いた「4K 100Mbps」の単位です。
メガ・ビット・パー・セカンド、すなわち、1秒間の転送速度を表しています。
ビットとバイトの話で書いたとおり、8で割ればバイトになりますから、100割る8で、
   4K 100Mbps・・・12.5MB/sec
   HD 200Mbps・・・25MB/sec
となります。
これで、上記SDカードの「Speed Class」と単位が同じになりました。
DMC-GH4のHD All-Intra 200Mbpsで記録する場合、理論上、SDカードの書き込み速度25MB/secがあれば記録できるはずです。
とりあえず、手元にあるSDXC64GB(633X=95MB/s)を入れてみます。このカードは計測ソフトで書き込み速度が50MB/s強あることは確認しています。
最初に提示した
   4K 100Mbps
   HD All-Intra 200Mbps
   HD MOV 96fps HighSpeed
を記録してみると、何の問題もなく記録できます。
???そりゃ、おかしいじゃろ??? というのが今回の本題、やっとたどり着きました。
実は、取説には
100Mbps以上はUHS Speed Class 3に対応したSDカードが必要
とあります。
Speed Class 3じゃないと記録できない?はずです。
しかし、記録できてしまうということは、Panasonicはクラス1と3は別物と明言しているわけだから、つじつまが合わなくなります。
取説には、「200Mbpsなら、64GBのカードに40分記録できる」と記載されています。
ところが、カラーバーを入れて録画してみると、何時間経っても終わりません。
ということは、記録しているSDカードがSpeed Class 1だから、そもそも200Mbpsでは記録できないの?
じゃあ、の時は何Mbpsまで画質を落として記録されるの?
何が何だかわからない、整理しようがないJamです。
DMC-GH4めんどくさい!
じゃあ、直接聞いてみよう!というわけで、メールをしたのですが、証拠を残さないため?電話がかかってきます。
大前提が完全崩壊しました。
取説の〇〇Mbpsというのは何者?
HD All-Intra 200Mbpsに設定してもレンズキャップをしたり、カラーバーだとすると、一桁二桁違ってくるということです。
そもそも、200Mbpsというのはある意味「誇大広告」と言い切っても良いのかもしれません。言い過ぎですね、正しくは「Max200Mbps」です。
撮像素子の一番苦手な市松模様をバリバリ動かすようなことをしないと200Mbpsにはならない?
そんじゃあ、もひとつ。
「UHS Speed Class」のはどういう区分け?
1と3を認識して、などという難しい話ではなく、
「書き込みが間に合わないと記録が止まったり、かくついたりしますのでを使ってください」
って、それが答え?
ちょっとちょっとぉ、IntraはGOPじゃなく、フレーム内圧縮だよね?
じゃあ、ENGのMbpsは何で時間が決まってるの?
「放送用のカメラは分野が違うのでこちらではわかりかねますが・・・」
また、逃げられた・・・
とりあえず、今回の結論としては、
カードへの記録速度としてみるとENGカメラのAVC-Intraは「定速」、ところが、DMC-GH4でのAll-Intra収録については「定速」ではなく状況によりけり。
あっ、やっぱり結論になってないな・・・
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