| ご 質 問 | お答え(CHa-Ki ) |
| 自己満足論、先生の仰有っておられる自己満足とは、自己主張を作品の中に表現すると言うことと理解したいのですが間違いでしょうか。実は私、紹介を受けてもう一つのビデオクラブに入らせてもらっているのですが、そのビデオクラブの今年度のコンテストで最優勝賞をもらいました。ところが、古参会員から私のナレーションが気に入らないと激しく攻撃を受けたのです。クラブの会報に投書されたり、先日の勉強会(入賞作品をふくめ特徴ある作品を例にして会員同士批評し合う)でも、批判を受けました。その古参会員は、私の作品が「押しつけがましく、嫌悪感を感じる、自己主張も程々にすべきだ」と非難するのです。作風は作者の個性が必然的に出てくるもので、これを無くすと、その作品の意味がどこにあるのか分からないと私は思います。作風が好きとか嫌いとかは、見る人の感じ方でいかしかたないのですが、だから作品として良くないという決め付け方に私は納得できません。その会に入会してまだ2年足らずの新米会員、古参会員のいじめにあって嫌な思いを今しています。なんだか脱線してしまいましたが、自己満足に話を戻します。自己満足に陥ってしまうと、人の話は耳に入らず、人の作品から学ぼうとする姿勢が無くなってしまうと思います。ですから、自己満足に陥った人の作品は、そこで成長が止まってしまうと私は考えますが、間違いでしょうか。先生のお説で、趣味として楽しむ場合、最大の目的は「自己満足」であり、それはとても素晴らしいと仰有られますが、それは先ほど申したように、自己主張という意味にとらえて良いのでしょうか。ちょっと気になりましたので、先生のお考えをお伺いしたいとメールいたしました。 | またまた混乱させるようなことを言ってしまい、申し訳ありません。 >その古参会員は、私の作品が「押しつけがましく・・・ これは、私の自己満足かも知れませんが、**ビデオ倶楽部の作品は、それぞれ、どこに出しても恥ずかしくない作品ばかりで、これにはかなり自信をもっています。しかしながら、厳正な審査基準(私の基準も相当アヤシイのですが・・・)がないところでは、正当な評価がなされないことはままあることだと思います。**ビデオ倶楽部の方たちは、今や相当なレベルにまで達していて、私ごときがとやかくインネンをつけるような状況ではないと思っています。ところが、ブレーキ役である私が抜けると多かれ少なかれ、その古参会員のような行動に出る方が必ず出てくるのは必然というか、逃れられない流れだと思います。実は、私が倶楽部の顧問なんぞとやらをやっているのは、このためです。その辺が私の存在価値かな?と思っている今日この頃です。 >自己主張も程々にすべきだ」 どの辺が程々なのか?私には難しすぎてわかりません。だいたい小説にしても映画にしても作者の自己主張の塊と認識してますが・・・ >作風は作者の個性が必然的に出てくるもので… >作風が好きとか嫌いとかは、見る人の感じ方で… 当然です。これがあるから人間なんでしょう。個性が無かったらロボットと同じですよね。好き嫌いは個人の趣味の問題ですから・・・ >だから作品として良くないという決め付け方 短絡ですね。 >古参会員のいじめにあって嫌な思いを 趣味の世界で嫌な思いはしたくないですよね。 >自己満足に陥ってしまうと、そこで成長が止まって その通りです。ただ、一つの作品がとても良くできて満足するのは誰でも同じで、問題はその後どう考えるかではないでしょうか?また、訳のわからない話になってしまいそうですが、100%自己満足できたら終わりだと思います。さて、本題に戻しましょう。自己主張と自己満足は、若干違うような気がします。私が申し上げた自己満足というのは、自分がその作品を好きか嫌いかのような単純な発想です。多分、自己主張というのは他人がその作品から本人の意図(テーマ)を汲み取れるかということではないでしょうか?これまで色々な番組制作をやってきましたが、悲しいかな自己満足できる作品は一つもありません。しかし、クライアントは満足してくれているようです。もちろん、そうでなければお金出してくれませんから。ただ、作品の中で私の自由になる部分が必ずありますので、その中でイヤというほど自己主張しています。そんな中でウップンを晴らしているヒガミから倶楽部の皆さんの自由奔放な作品はうらやましさで一杯です。制作は面白いし、大好きなのですが自分の好きな題材で好きな撮影をし、編集されている姿を拝見すると「自分も好きな撮影を好きなときにできたらどんなに楽しいだろう?」(でも、満足できる作品は一生できない自信があります)とついつい考えてしまいます。他愛の無い発想で自己満足という表現をしてしまいましたが、実はそれほど深い意味があるわけでもなく、こんなところでお許しいただければ幸いです。 |
| メール相談室へ戻る |