| ご 質 問 | お答え(CHa-Ki ) |
| 質問を紙でいただいたので、そのまま載せるわけにも行かず、概要を記載します。ゼータクな希望と思いますが、メールでいただけるとありがたいのですが・・・CHa-Ki 部内でのビデオコンテストを開催する。 その際、審査項目を次のようにしたい(倶楽部の参加者が審査を行う)。ということで、そこには、構成〜カット割〜安定〜画質〜テロップ〜特殊効果・・・とても難しい審査項目が列記されていました。 |
ある写真家が「写真は記録だ」とおっしゃっていましたが、私は「ビデオも記録だ」と考えています。ビデオカメラは映像と音が記録できる「超低価格タイムマシーン」だと思っています。その作品審査基準に構図やらカット替えのうまさなどを云々するものなのでしょうか?私がアマチュアビデオコンテストの審査をする場合の基準に画質・手ブレ・カット替え(特に特殊効果)の良い悪いは関係ありません。逆に言えば、意味のない特殊効果(ワイプ・モザイクなど)は、大きな減点対象になっています。放送用の機材できちっと作るわけでもないので、細かいミスカットや画質も全く無視しています。プロと比較するのではなく、アマチュアならではの良い作品を作るほうがへたなプロよりよっぽど良い作品ができると信じています。この辺を踏まえた上で次の審査基準(と言うのもずいぶん高飛車な言い方であまり好きではありませんが…)をご覧下さい。 評価順位 1. 着眼点 2. テーマ性・タイムリー性 3. 必要なカットを撮っているか(視聴者が見たい画があるか) 4. (ある程度)見易い構成になっているか 5. 尻切れとんぼになっていないか 6. タイトルがあるか 7. 現場音・BGM・ナレーションが入っているか 8. 長すぎないか 9. 全体的に面白いか 10. その他 程度が(あまり難しく考えずに)適当かと考えています。 一般に「10.その他」に多く着目する場合が多い(客観的に判断しやすい)ようですが、私の評価点としては全体の1割にもみたないものです。たとえば、 10−1.カメラワーク 10−2.音 (良い機材を持っているか) 10−3.編集や特殊効果(〃) 10−4.テロップ・タイトル(〃) 10−5.画質(〃) というように、一般的な評価基準は私にとってはその他に属します。当然、ここから10−1−1…と続くわけですが、一般に「その他」以降の第二、第三段階を(主として)評価するきらいが多いように見受けられますが、私としては、第一段階1〜9(特に1,2が重要)の評価が90%と考えています。これは、「その他」以降の面は機材的に制約があることが多く、これで本人の評価をするのは大変失礼(高価な機材を持っているかどうか、そして、高価な機材があれば良い作品ができるものではない)な話だと思っているからです。ホワイトバランスの良否などが出てこないのもこのためです。実は、私がもっとも苦労する評価が「7.音の管理」です。時には映像よりいっそう重要かつインパクトを与える「音」が悪いと映像自体が悪く見えてきます。音の管理はプロでもとても難しいもので、私は音の専門家ではないので、「どの番組でもどのチャンネルでも俳優Aの声はAの声」なのがとても不思議に思えるくらいです。ですから音が悪いときはできるだけ音を無視して映像をみるように心がけています。悪いところを指摘するのはとても簡単です。逆に良い(当たり前の)点を見つけるのは結構難しいことですが、そういう訓練を続けていると自分自身の大きな勉強になるような気がします。 冒頭に審査・評価という言葉があまり好きではないと言いましたが、極論すると、その作品が好きか嫌いかというのが最も正論かとも思っています。視聴者は十人十色ですから「蓼食う虫も好き好き」式の評価が正解なのかも知れません。そのような理由からビデコン2000の一般審査員には「好き・ふつう・嫌い」という形で評価してもらいましたが、結果的にかなりマトを得た審査になったような気がします。 |
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