| ご 質 問 | お答え(CHa-Ki ) |
| 「お気軽にどうぞ」とあったので質問してしまいます。 スローモーションにとても興味があるのですが、スローモーションをとることの出来るDVカメラは民生品で存在するのでしょうか? 僕はビクターのGR−DVL7と言うのを購入したのですが、この機能に「画面を半分にして倍のコマを撮る」っていうものがあります。 しかしこれはノンリニア編集などでデータを吸い上げるときに上下に2つのコマが表示されてしまい、画面サイズも半分になってしまいます。 また、このデータを編集しようにも2つの画像を1コマずつ取り出さなければなりません。 なにかいい方法はありますでしょうか? |
始めにお詫びしなければなりませんが、私は放送が専門で実は(アマチュアビデオ講座もイヤというほどやってますが)、民生機に関しては、それほど精通しているわけではありません。倍速収録に関しても、初めて知ったような始末で・・・。きっちりしたお答えにはなっていないと思いますが・・・。 基本的にビデオ(テレビ)は約1/60秒毎に違う画を収録し、送出(PLAY)します。この数字は決して何者も変えることができません(NTSC方式)。そうなると、フィルムのような可変速収録(これがキー局のCMのほとんどがフィルム収録されている理由です)は原則としてできません(ビデオでも3倍速収録できるカメラ・VTRがあります。細かいところは割愛しますが、約1/180秒毎に画を撮影しているので、標準速度で再生すると必然的に1/3スローとなります)。ここで、注意していただきたいのは、「正しくスロー収録するためには逆数の速度で収録する必要がある」ということです。 標準速度で収録したものを再生機で擬似的に1/2スローにするとします。当然の事ながら、同じコマが2度再生されないとスローにはなりません。ところが、フィルムや上記可変速収録(テープを何倍かの速度で回して記録する)できる特殊なVTRの場合は、標準速再生すると、既にスローになっているわけで、前後のコマが異なった画になるので、とても滑らかな(本当の)スローになります。前述のスロー収録用の特殊カメラ・VTRだけで数千万円します。極論すると「そんなのが民生機で数十万円でやられてたまるか」とも思います。しかしながら、加速度的に向上するデジタルそして、CCDなどを駆使することにより擬似的(画面が上下に2分割されるということは、理論的には垂直解像度が半分になっていることになります)に可能だと思います。テープ速度そのものを変えることは難しいと思いますが、あたかもという形としては可能と考えます。 さて、結論です。そのスロー再生を他のDVに再録画し、そのテープをノンリニアへの取り込めばスムースにいくのではないでしょうか?そのカメラ固有の機能はそのカメラでしか再生されないことは良くある話で、その素材を他のVTRにコピーすることによって正しいNTSC信号に書きかえられれば問題無いと思います。 元のDV〜別のVTRへスロー再生して録画〜ノンリニアへ取込。とすれば何とかなると思います。これにより、コピーされたテープが正しいNTSC信号になっていればノンリニア編集機でも快く受け入れてくれるのではないでしょうか? 恐らく、DV〜DVという形ではなく、アナログのピン端子からダビングできれば完璧だと思います。確かにデジタルデータでやり取りしないので、画質はそれなりに落ちますが、スローを考えた場合仕方ないのかも知れません。 追伸:開店休業状態だったメール相談室への久しぶりのメールです。それも、3次元特殊効果が氾濫する中で、スロー収録に興味がある方のメールをいただいただけで嬉しくなってしまいました。素朴な疑問から難問まで何でもお待ちもうしあげております。 |
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