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CHa-Ki 的思考回路
2016_0131:もはや止めようのない原発再稼動
昨日、30日、福井県の高浜原子力発電所3号機(出力87万kW)が再稼動しました。
2013年7月に新しい規制基準が施行されてから、九州電力川内1(8月11日)、2(10月15日)号機に続き、3基目です。

もはや誰も原発回帰を止めることができません。

関西電力は2月1日に発・送電を始め、段階的に出力を上げ、4日にフル出力の運転に移行した後、国の最終検査を受けて2月下旬に営業運転に入る。
関電は29日午後5時、原子炉内の核分裂反応を抑える制御棒を引き抜く作業を始め、午後1時現在、トラブルは発生していない。

先の川内原発1号機では、再稼動後わずか10日後の8月21日、復水器内の冷却用配管(直径25ミリ)5本から海水が漏れ出て、出力上昇を中断しています。
12月26日に福井地裁から再稼動を認められ、わずか1ヶ月で再稼動できるとは、どういうことでしょうか?

すなわち、関電も地裁もこの結果を知っていたというのは考えすぎ?

止めろと言われて止めてて、OKが出たら34日で再稼動できる、そんな簡単に原発をコントロールできるなら、もっと早くちゃんと廃炉もできるんじゃない?放射性廃棄物処理も簡単でしょ!
フクシマの教訓を忘るべからず
新聞の原発・核記事の見出しが目に飛び込んできて、はたと思い出し、自分自身も忘れとるんちゃうか?と自分を戒めます。

どう言いつくろっても、核は人間がコントロールできない。
ならば止めるしかない。

こんなことは、小学生でも知っているのに、大人になると
「経済が・・・」
「競争に勝つため・・・」
なんて悪知恵が浸透してきて、
「危険かもしれないけど、原発無いと困るよ」
などと知ったかぶりを決める。

無くてもこまらないことは2011年以降5回証明されているにもかかわらず。

夏の選挙でまた自民党が圧勝するようなことになれば、核開発は歯止めが利かなくなります。
もうすぐ5年です。
5年経っても廃炉作業は先が見えません。

いまだに融け落ちた燃料デブリの場所さえわからないので、今、探す術を探っているところです!
なんて・・・
東京オリンピックまでに核燃料プールからの取り出しを終わらせる!
なんて夢物語してた東電も廃炉のスケジュールを遅らせざるを得ない・・・。

確かに東電もがんばってるけど・・・煮え切らない後悔ばかり・・・。
それが鹿児島に2つ、福井に1つ増えました。

原子炉の中だけではなく、単なる水槽の中に大量の核が沈められているだけという現実もちゃんと考えないと。

原発事故は津波だけじゃない、いたるところにその危険があることを電力会社が理解していないのだから、キチガイに刃物な核を使うことは止めて、廃炉技術をつちかっていくべき時である。
とりあえず、昨年2015年の今週の一言をコピーしておきます。
8月13日  九州電力の川内(せんだい)原発1号機が再稼動され、1年11ヶ月ぶりに「原発ゼロ」が途絶えました。今後、なし崩し的に次から次へと再稼動されることでしょう◇川内原発の再稼動の根拠は、規制委員会の、新規制基準に「適合していると認められる」との審査書に よるものですが、何故、「適合している」ではなく「・・・と認められる」なのでしょう◇言葉は発するその人の明確な意思の表れ、だとすれば、原子力(も う、この言葉は止めにしたい・・・正しく「核」と書きたいものです)規制委員会たるものが、あらかじめ「逃げ口上」を用意しているということですね◇2号機も10月に再稼動するそうです。広島・長崎に落とされた原爆は一気に核分裂が起こりました。核発電は、本来人間ができるはずのない、核分裂を制限しながらの薄氷を渡るような発電です◇人はだれでも、与えられた環境が長く続くとそれが当たり前になり、危険を危険とも思わないようになるものです。私が「停めろ」と叫んでもはじまりません。ぜひ、針の先ほどの危険の可能性でも安全確認ができるまで「停めて」欲しいと思います。「原子炉を1日停めれば1億円の損失が出る」ことが分かっていても・・・
10月23日  九電川内原発が送電を始め、四国伊方原発では、伊方町長が同意し、再稼動間近に迫っています◇中国広核集団(CGN)が開発した新型原子炉「華竜1号」の技術を、英国の原発に使うことが決まったよ うです。中国は完成後に電力を買い取る予定で、年間10億ポンドが英国にある意味「無償提供」されることになります。しかし、中国に逃げられる危険があるとも指摘されています◇またリンクを貼ります「原発がどんなものか知ってほしい」◇原発を1日停めれば電力会社に1億円の損失が出るということは重々承知していますが、日本は原発が無くてもやっていけることは既に証明されました。もう一度、核や放射能、いろいろなことを原点に戻って考えてみたいと思います。
12月26日  福井地裁が「関電高浜原発3,4号機の再稼動を差し止めた仮処分」を取り消し、すなわち、再稼動を認めました◇地裁の決定には「過酷事故の可能性が全く否定されるものではない」ともしており、何を基準に再稼動を認めるのか不明で、「司法の原発回帰」と言われても仕方ない◇再稼動を禁じたのは福井地裁の樋口英明裁判長(4月14日当時)で、再稼動を推奨したのは同じく裁判長林潤◇震災後、原発をいち早く再稼動させた北海道知事の高橋はるみなど、いろいろなところでつまらない名前を暗記させられる・・・
12月29日  福島県の震災・原発事故関連死が28日、2000人を超えました。復興庁によれば、震災関連死は岩手455人、宮城918人。大震災の影響もさることながら、原発事故による避難や心痛などが福島の突出した人数の大きな要因です◇福島県によれば、死者・行方不明者の合計は3835人、従って、震災の直接死より関連死が上回っています◇福島では、4年9ヶ月以上経っても10万人以上の方が「県内外に避難中」です◇もう、忘れちゃった人もたくさんいることと思います◇原発事故は教訓ではなく、傷です。 数万年経たないと癒えない傷です。核依存の社会を止めなければ、放射能に耐えられるものしか生きられない地球の将来が見えてきます。
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