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CHa-Ki 的思考回路
2017_0227:伝える
Eテレ2月26日0〜1時 ニッポンのジレンマ「AIのジレンマ大研究」から少々抜き出してみたいと思います。

Eテレによれば、
「ポスト真実の時代のリアルを求めてジレンマの旅が始まる」
ということのようです。
お偉い出演者から最初の20分間くらいの間に出てきたカタカナ言葉を抜き出してみます。

Eテレには頭の良い方しかいらっしゃらないようなのでテロップで補ってくれないところも多く、私には理解できない言葉もあり、何度見直しても聞き取れないところもありますが、覚える気もないので流してください。
ディベート、ポストトゥルース、ネガティブなイメージ、パトス、データサイエンティスト、アルゴリズム、パラメーターをチューニング、リベラル、ロマン、ロゴス、パトス、コーパス、タイプをモデリング、エビデンス主義、別のパラダイム、ディストピア、ケア、ユマニチュード、スキルサイエンス、コモンセンス、メチエ、メソッド、PDAサイクル(PDCAサイクルの間違い?)・・・
もちろん日本語の難しい言葉も出てきましたが、とりあえず上記、カタカナをまとめてみました。

「ネガティブなイメージ」はもはや一般的な言葉だろうし、「メソッド」は森田メソッドとして私も使っています。

30年前に映像の仕事を始めたときのキャッチフレーズが「メディア・メチエ」だったことを思い出してチョット苦笑してしまいます。

自分の名前の「M・M」にも通じるということでメチエでしたが、Eテレとはチョット違う「特殊技能の熟練者」という意味で使っていました。
話を戻します。

英語を話せるからカタカナ言葉が理解できるかというと、これが、そうでもないのです。
カタカナ化した外国語の元々の意味と違っていたり、テロップで出てくる日本語訳が微妙に違っていたりするので何が何だかわからなくなります。

実は、この「ゴマカシがきく」手法はマスコミにしてみれば「とっても便利」
さて、意味不明の言葉(特に省略アルファベットやカタカナ語)を話していると、どういうことが起こるのでしょうか?

話し手: 自分でさえ理解できない言葉を話しているので、偉くなった気になれる。
相手が自分の言葉を理解できない「優越感」をたっぷり味わえる。
間違ったことを言った時もゴマカシがきく。
聞き手: 難しい言葉を理解しようとすると、本来の話の内容がわからなくなる。
「無知」だと思われないように知ってるふりをする(しなければならない)
難しいカタカナ語を使わないとバカにされると、必死に覚えて使う!

話し手は「言論の自由」という葵の印籠を持つ、となれば、後から正論を投げられても、言葉の意味を変えて言い訳すれば許されるし、最悪、「聞き手の解釈の仕方」という必殺技を持っているのだから、これほどお気楽な「言論」もないわけです。
しかし、はたして、それでOK?
私事で恐縮ですが、四半世紀以上にわたり、技術指導をしてきました。

実は、対象がプロとアマチュアの差は「専門用語を使うか否か」という一言で言い表せます。

ある意味、専門用語を使えないアマチュアへの指導・講演のほうが、プロに教えるより数段難しいということです。

偉そうなことを言わせてもらえれば、私の講師としてのモットーは、
「きれいな日本語でかっこ良く伝えたい」

誰にでもわかるように「相手に合わせて話せる」ということが「伝える」の根っこです。

自分に酔って話しても決して相手に伝わらないのです。

いちいち語尾を上げて質問系にする(半クエスチョン=半クエ)ことも「知らない」を公開しているのですが、難しい言葉を話すことも「無知をさらけ出している」ことに気付かなければなりません。

相手にわかるような平易な言葉で説明できる=豊富な知識を持っている

伝えるためにはこれを常に頭の片隅に置いておかなければなりません。
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