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2017年6月2日:Panasonic Lumix DMC-GH4 徒然抄 その3 | ||||
前回、ローリングシャッター現象を!と書いてしまったので、横浜市内を走る新幹線を撮ってみました。 動画は、Youtube(削除しました)をご覧いただければと思います。 ※ヤバ過ぎるので削除したYoutube動画は森田メソッド講座ではご覧いただけます。 |
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Panasonicから回答がきました。 相変わらず、文章ではなく「電話」です。 ごちゃごちゃ書いても仕方ないので結論だけ書きます。 1.ローリングシャッター現象が発生して、フワフワの画になっている可能性が高い 2.4Kは30fpsのセンサー出力なので、ローリングシャッター現象の影響を受けやすい 3.このような市松系の場合は、4K30PよりHD60Pのほうがキレイに見える という回答を得ました。 |
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別に揚げ足取りやイジメるつもりは全くありませんが、2と3は相当突っ込んだ部分まで問い詰めました。 で、結局のところ、 「状況に応じて4KとHDを使い分ける必要がある」 ということに落ち着きました。 |
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なんだか、一気に4Kアーカイブの気持ちが無くなりました。 だいたい、ENG/EFPスタイルの4KカメラがSONYの1機種だけというのが問題であり、ある程度技術的に「こなれる」まで4Kに手を出すな!ということなんでしょうか・・・ |
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今、KOWA PROMINAR 12mm F1.8と8.5mm F2.8が期間限定で手元にあります。 Panasonic Lumix DMC-GH4、OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II とKOWAを入れて様々な検証をしたいと思っていましたが、完全に出鼻をくじかれた形です。 気を取り直し、モチを高めないとこの話続かなくなってしまいそう・・・ |
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とにかく、モチベーション下がりきる前に次回以降はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II とKOWAを加えた徒然の予定!にしときます・・・ |
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addendum: CCDおよびMOS系のことを少々付け加えます。(経験なので正しい年代ではないかもしれません) 1980年代にCCD(Charge coupled device:撮像素子)カメラが登場し、撮像管カメラからの転換期を迎えます。 90年代の混在期は、 放送用:プランビコン管から2/3インチFIT型CCDへの変換 業務用:サチコン管等から2/3インチIT型CCDへの変換 がなされます。 この頃、画質が悪すぎるとして、CCDに駆逐され、かろうじてトイカメラ等に使われていたのがC-MOS(当時はCとMの間にハイフンがありました)です。 |
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2000年代になるとカメラメーカー間の主導権争いがおこり、キヤノンが某社製CCDを使うことを嫌い、自社製CMOSを使い始めます。 MOSの特徴である大量のノイズ(初期のCMOSには信じられないほどのFPN:固定パターンノイズが見られました)、読み込み速度の違いによるゆがみを忘れさせるような上手い宣伝で「新しい素子!」のような印象を与え、他社もこれにならいCCDを圧倒していきます。 作りやすく小型化がしやすく低消費電力であるというメリットが携帯電話などに受け入れられ、今度は逆にCCDを駆逐すると、開発予算が潤沢になり、従って、MOSの性能もおのずと上がる、という流れで現在に至っています。 放送の世界ではスタジオ専用およびひも付きカメラを除き、CCDを積んだENG/EFPカメラはSONYの3機種だけになってしまいました。 私はいまだにNIKON最後のCCDカメラD200を2台、写真のメイン機の一つとして使っています。 実は、後継のD300が出た時、ニコン初のCMOSということでD200を1台下取りに出して飛びついたのですが、あまりの画質の悪さにもう一度D200に戻っています。 従って、今使っているD200は2代目と3代目です。 2代目はすでに70000レリーズを超えて、時々記録がおかしくなるので、そろそろ限界です。 私は長年、ローリングシャッター現象が改善されない限りMOS系を使っちゃいかんのじゃないか?と考えていますが、全世界にケンカ売っても勝ち目はありません・・・ |
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