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CHa-Ki 的思考回路
20080811:マイクロフォーサーズに思う
コンパクトデジカメやデジタル一眼レフカメラという言葉はいやでも頭に叩き込まれていると思いますが、フォーサーズという言葉から「あぁ、アレね。3分の4インチのCCD使ってるヤツでしょ。」って即答しちゃう人は少ないかも。
今日はそのフォーサーズのお話です。
デジタル一眼レフでもAPSフィルムサイズからフルサイズ(35mmフィルムサイズ)へ移行が始まりつつあり(実は、先を読まなかった人たちにとって大問題に発展します。この話はまた別の機会に・・・)ますが、鳴かず飛ばずのフォーサーズに新規格ができたようです。
以下オリンパスのサイトから拝借した文面です。
デジタル一眼レフカメラ市場は、グローバルに着実な拡大をしていますが・・・中略・・・オリンパスイメージングと松下電器は・・・中略・・・この方向性をさらに強化・拡大するため、レンズ交換式デジタル一眼システムの大幅な小型・軽量化を実現できる規格として、「フォーサーズシステム規格」を拡張した「マイクロフォーサーズシステム規格」・・・以下略
売れなければ何かを変える、新しい規格を打ち出す、というのはメーカの常套(じょうとう)手段かもしれませんが、忘れかけていたフォーサーズという言葉を思い出すには十分なニュースでした。
富士、三洋、シグマ、松下電器、Leica からフォーサーズ規格への賛同を得ながらもほとんど孤軍奮闘状態だったところへ松下が本腰を入れることにより少しは市場の動向も変わるかもしれません。
マイクロへの大きな変更としては、ミラーが無くなったこととレンズ取り付けマウントが6mm小さくなった(アダプタを付ければ従来のフォーサーズのレンズも使えます、とは言っていますが、「またやっちゃったよ〜」ってとこでしょう。この話も別の機会に)こと。
ミラーアップがなくなったことにより、レリーズの音が気になる方には朗報かもしれません。
それ以上に、一般にはあまり知られていない「三脚に乗せているのにミラーぶれしてしまう」魔のシャッター速度でのレリーズが楽になるっていうのは大きなメリットでしょう。
やっと本題に入りますが、自分にとってあまり関係ないフォーサーズの規格に関する云々は書きません、上記オリンパスサイトの文面の話です。
流石にカメラメーカ(電気屋じゃない)だなと思うのは、ついつい書きそうな「デジタル一眼レフ」ではなく、「レンズ交換式デジタル一眼システム」と記載しているところ。
当然のこととは言え、レフのレの字も使わないのはカメラメーカゆえ、というのは言いすぎか。
現に各ニュースサイトではマイクロフォーサーズデジタル一眼レフと表記しているところも多い。
製品が出来上がる頃には「レフ」付き表記の販売店が山のように登場するでしょう(また、刺される原因を作りそうなので、このへんにしておこう)。
私なら「レンズ交換式デジタルカメラ」って書くと思う、そのほうがすっきりくっきり分かりやすいような・・・。

レンズを通った光(画)は直行でフィルム(受光素子)に到達するようになっています。
そうするとカメラマンは画を確認できないわけですね。
そのため、レンズを2個つけて確認用とフィルム感光用の2つのレンズを持っているのが2眼カメラ(Rolleiflexなどが有名)。
レンズを1個で2つの機能を持たせるために、フィルム(受光素子)前面のミラーで真上に反射させて出っ張り部分のペンタプリズム(低価格・軽量機種はペンタミラー)で上下左右反転して後面のファインダーでは正像で見えるようにしています。
このために「一眼」「レフレックス」(SLR:Single Lens Reflex camera)という言葉が使われます。
日本人の得意とする略語攻勢でデジタルの場合は「デジタル一眼レフ」さらには「デジ一」と呼ばれます。
「レンズ交換式デジタル一眼マイクロフォーサーズシステム」はなんて略すんでしょうね。
まっ、そんなことはどうでも良いとして、オリンパスさん、松下さん、がんばってください。
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