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CHa-Ki 的思考回路
2014_1130:言葉の乱れは人名に
一昨日、放送文化研究所の職員が酒気帯びでバイクに衝突して保土ヶ谷警察に現行犯逮捕されました。
はニュースの中で「職員が逮捕されたことは誠に遺憾です。」と言っていました。謝罪の言葉も知らない大バカモノかぁ・・・
謝罪の方法は幼稚園で習っているはずなんだけどなぁ・・・。
大阪放送局の取材班がリケンの小保方さんをトイレまで追いかける強引な取材でケガをさせた時はニュースにもしなかったことを考えれば、多少は進歩したのかもしれませんが・・・
さて、低レベルな放送局の話ではなく、今回は人名に使う漢字の話です。
戸籍法では「子の名前には常用平易な文字を用いなければならない」と規定し、(1)常用漢字(2)法務省が規則で定めた人名用漢字(3)平仮名、片仮名以外は子どもの名に使えない。としています。
颯爽・・・さっそう
さっそうと歩く、さっそうとしたスーツ姿・・・
森田メソッドでは、小学生のためのデジカメ講座を始めて3年になります。参加してくれる子どもたちの名前がなかなか読めません。学が無いからと言われそうで、それも理由のうちにありますが、ある子は
颯太
といいます。私の中には「さった」以外の読み方が思い浮かびません。実は、この子の名は「そうた」と読みます。ネットで検索してみると「そうた、はやた、ふうた、りゅうた」と読むとあります。やっぱり、学がないからか・・・
確かに人名用漢字によれば、漢字の読みの制限は無く、何と読んでも良いことになっています。
変った名前や一般ではない読み方の名前は一生ついて回ります。こどもは、読みやすい名と読めない名のどちらが幸せなんだろう?
先日、11月26日に法務省が子供の名に使える漢字と認めていなかった「巫女(みこ)」の「巫」の字を使えるようにするため、近く戸籍法施行規則を改正して人名用漢字に追加することになりました。
大きなお世話であることは重々承知ですが、「巫」を使うことに相当の理由があり、付ける名前なのでしょうが、それが、子どもの望みなのでしょうか?
2009年には、「穹(きゅう)」「祷(とう)」を使用可能と認めた大阪高裁の判断で法務省が規則を改正しましたが、常用漢字追加の要望も強かった「玻(は)」は、名古屋高裁が「常用平易といえない」と判断し、2010年に最高裁で確定しています。
「巫」も「穹」も「祷」も「玻」も人名にはふさわしくないような気がする方も少なくないと思います。
先月に撮影したクライアントの担当者の方から初めてお電話いただいたとき、「見積書、送り先の名前は『カイト』とカタカナで書いていただければ結構です」と伺ったので、私は多分、瑞垣(瑞牆みずがき)の垣内(かきつ)、垣外(かいと)のカイトだろうなぁ・・・と思っていたのですが、その後、お会いしたときにその話をしたら、「ご存知だったんですか〜」と感動されました。で、名刺もらった時に、こんどは私はブッ飛びそうになったのですが、
垣内と書いてカイトと読む
外じゃなかったんだ〜あ、人名恐るべし!
「巫」・・・かんなぎ(「神和(かんなぎ)」の意)。神に仕え、神楽を奏して神意をなぐさめたり、神おろしをしたりなどする人。通常は、女性。みこ。こうなぎ。かみなぎ。神子(かんこ)。かん。小学館/国語大辞典(新装版)より抜粋
<人名用漢字>現在、子の名に使える漢字は法令や公用文書、新聞、放送など一般の社会生活で使う「常用漢字」2136字と、法務省令で定める「人名用漢字」861字(異体字を含む)の計2997字に限定される。人名用漢字は追加の要望や司法判断などを受けて見直しが重ねられており、2004年には計698字が追加された。漢字の読みについて制限はない。
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