答えは A〜C〜B
ここで、最も重要なことはカメラがパンしていることです。カメラが動くということは、そこに必ず「意味」が生じます。意味のないカメラワークはありません。
さて、パン(ズームイン、ドリーインも同様)ということは、文章で書けば、
「学校の話は終わりました。次に病院の話に移ります」
という事です。これは、ワイプや3次元特殊効果にも同様に言えます。
従って、パンしたあとには原則として学校には戻れないことになります。カメラが動いた時、最後の映像に関連する何かにカットが変わらなければならないという映像の大原則に従っているのです。
もっとわかりやすく言うと、例えばB〜C〜Aとつないだ場合のナレーションを考えてみれば良いと思います。
  1. 病院は日夜、様々な患者さんを受け入れています。
  2. 学校から数百メートルのところに病院があります。
  3. 学校には大きな時計があります。
どう考えても(言葉はわるいのですが)精神分裂症的な編集になってしまいます。視聴者は必ず混乱します。もちろん、正しい順番で編集した場合は・・・ここに書く必要も無いと思います。
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