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パソコン基礎の基礎

第3回:Professional と HOME edition の違い
「値段が高く、高機能のほうが良い」というのが世の常のようですが、パソコンの世界ではそれもあまり通じないようです。ノンリニアソフトなど最たるもので、10万円のソフトの10%を使うより、1万円のソフトを100%使い切るほうが良かったりします。
XPでは、「Pro」と「Home」に分かれていますが、これも家庭内でProを使う理由はほとんどゼロに近かったりします。ちなみにHOME editionでできないことは、(抜粋)
  1. 複数の人が1台のパソコンを共有する場合、ファイル単位でのアクセス制限がかけられない。(HOMEはフォルダー単位の制限のみ)
  2. ファイルの暗号化による保護ができない。
  3. 増設したHDDを既存のパーティションに追加できない。
  4. 多国語対応ができない。
  5. マルチプロセッサー(CPUを2個つけること)に対応していない。
  6. その他、ネットワーク環境での詳細設定ができない場合がある。
WindowsNT〜2000〜XPと進化してきたOSですが、これは、とりもなおさず、ネットワーク(LAN:Local Area Network)を意識したパソコンという位置づけです。企業内で使う場合は、いやおうなくProにする必要があるかもしれませんが、一般の個人がわざわざネットワークという高いハードルを越える必要は全く無いと思います。
どうもProという言葉に弱いのが日本人のようですが、ここはHOMEeditionを導入したほうが良さそう。
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