能動ドットコム > 週刊 「村」2008
30 那須マウントジーンズからの茶臼岳〜沼原(ぬまっぱら)
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那須 茶臼岳 マウントジーンズからの那須連山方面
15年ぶりくらいだろうか、急に那須の山を撮りたくなって2泊2日の変則撮影に出かけました。前夜横浜を出発、那須SAで朝まで休憩してゴンドラでマウントジーンズの頂上に。
どうしても雲が取れない・・・一瞬の光を探すのも一苦労な中、木々の間からちらと顔を見せる朝日岳(下右端)の熊笹と紅葉(この辺はもみじやカエデよりも ドウダンつつじの赤がキレイ)のコントラストの美しさが翌日の判断ミスにつながってしまうとは・・・。というより、それ以前の問題として、朝日岳と信じて 疑わなかったのが実は三本槍岳〜赤面山への稜線だったとは・・・。山頂が見えないというのはとんだ失敗(翌日)を誘発するものです。悔やんでも悔やみきれない超おバカな凡ミス・・・年かなぁ・・・                     
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マウントジーンズ ゴンドラ 頂上から那須岳方面 鬼面山の稜線 朝日岳ではなく、三本槍岳〜赤面山
那須温泉神社と殺生石(せっしょうせき)
殺生石 殺生石近くのススキ 殺生石 那須温泉神社 那須温泉神社
殺生石近くのお地蔵さん 殺生石近くのススキ 殺 生石は「九尾の狐」にまつわる伝説上のお話。平安時代、鳥羽上皇が寵愛した玉藻前(九尾の狐の化身)を陰陽師の阿部泰成が見破り、上総介広常と三浦介義純 が退治したところ、狐は巨大な石に化身し毒気をふりまき、やがて、源翁和尚が一喝すると石は破壊し、3ヶ所に飛んでいった。そのうちの1つが殺生石である と伝えられているそうです。
沼原湿原(ぬまっぱらしつげん)
沼原湿原 天気最 悪なため、「やむを得ず予定」に組み込んでいた沼原湿原に向かうことにしました。ここは那須塩原町、板室(いたむろ)温泉から車で30分ほど上ったところ にあります。標高1,230m、東西約250m、南北約500mに広がる湿原です。夏にはニッコウキスゲ、春のザゼンソウなどが咲き、池にはクロサンショ ウウオもいるとのことで目を凝らして探しましたが、見つかるわけないよね・・・。湿原の南側を削って作られた発電用の上池である沼ッ原調整池ですが、金網 がめぐらされて一般人が入ることはできません。ダメでもフツウならチョット入っちゃうところですが、高い柵の上に「絶対に入るな」といわんばかりのトンガ リがあって、ここはあきらめるしかなさそうです。下左2枚はその調整池の土手の草紅葉。手付かずの自然が一番キレイだってことを証明するかのよう。曇天の 中、一瞬光が差し込むのを30分以上待って撮りました。
沼原調整池の土手 沼原調整池の土手 沼原湿原から南月山 沼原湿原
那須高原
那須高原 広谷地近くのススキ 那須 左から南月山、茶臼岳、朝日岳 天気にはかないません。今日の宿泊地、広谷地(ひろやち)近くのトーコーテニスコート&ビレッジ近くまで下りて、あきらめの「ススキ」を撮ってみました。こうなると、既に写真どころではなく、アルコホールで頭が一杯!
山は、左から南月山、中央に茶臼岳、右端の険しい山は朝日岳。
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